【松井須磨子(まつい すまこ)さん】(1886-1919) #カチューシャの唄 #松井須磨子 #中山晋平 #島村抱月 二度の離婚、美容整形とその後遺症に苦しめられながらの名演、島村抱月とのスキャンダル、日本初の歌う女優としてのヒット曲と発禁騒動、そして抱月死後の後追い自殺と、その波乱の短い生涯は多くの小説や映画、テレビドラマとなっている。 「では急ぎますから」 新劇女優 松井須磨子(1886~1919) その生きざま…結婚に失敗して長野県松代から上京。坪内逍遙の主催する文芸協会演劇研究会の第一期生となり、公演「人形の家」のノラ役で一躍スターとなる。「カチューシャの歌」で一世を風靡する。だが、逍遥門下で演劇指導者としても活躍していた島村抱月(ほうげつ)とのセンセーショナルな不倫の恋で、協会を追われることとなる。家庭と早稲田大学教授の地位を捨てた抱月とともに芸術座を結成。人気はますま..