Japanese Arts

庭の千草(にわのちぐさ)/関屋敏子

Jimie 2024. 5. 18. 05:00

류지미 2023. 2. 14. 12:29

 

Japanese folk song | 叙情歌 | English cover | JOJOUKA#2 

The Last Rose of Summer ~庭の千草~

https://www.youtube.com/watch?v=HLdNq5eYU7U

原曲:庭の千草

作詞:トーマス・ムーア 作曲:アイルランド民謡

 

「庭の千草」” The Last Rose of Summer”は、アイルランド民謡ながら、小学唱歌として明治時代から日本語で広く親しまれている。

Aimee Blackschleger とteaによるアンサンブルが印象的。

Vo :Aimee Blackschleger & tea

Gt:伊藤ハルトシ

Programming:時枝弘

編曲:時枝弘

 

Members: tea & Aimee Blackschleger - Vocals

Harutoshi Ito - Guitar

Hiroshi Tokieda - Arrangement, Programming and other instruments

 

Words by Thomas Moore

JOJOUKA is a genre of Japanese folk songs based on Lyric Poetry. It often describes the four seasons through the Lyricist’s personal emotions or feelings.

 

 

 

庭の千草(美空ひばり)

https://www.youtube.com/watch?v=EUL_Mi5YYAY&list=RDEUL_Mi5YYAY&index=1

 

泣きぬれた人形(昭和26年)

千葉泰樹監督  訳詞 : 里見義 作曲 : アイルランド民謡

 

庭の千草|歌詞付き|アイルランド民謡|庭の千草も むしのねも

https://www.youtube.com/watch?v=TgKf_EE0gh0 

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*歌・ピアノ: 藤色くおん

*日本語訳詞:里見 義

 

『庭の千草』は、1884年(明治17年)3月29日発行の「小学唱歌集 第三編」に掲載されました。

 

『庭の千草(にわのちぐさ)』は、

1884年(明治17年)発行の「小学唱歌集(三)」に『菊』として掲載された日本の唱歌。

原曲は、アイルランド民謡(歌曲)『夏の名残のバラ(夏の最後のバラ)』。

作詞者(訳詞者)は、イギリス民謡『埴生の宿(はにゅうのやど)』訳詞でも知られる明治時代の文学者・里見義(さとみ・ただし/1824-1886)。

 

歌詞の内容は、原曲のアイルランド民謡『夏の名残のバラ』をある程度踏まえた内容となっている。歌詞の意味については後述する(画像の出典:どんぐりころころのブログ)。

 

 

庭の千草-関屋敏子

関屋敏子 Toshiko Sekiya - 庭の千草 The last rose of summer (1934)

https://www.youtube.com/watch?v=qZADqU9GfkQ 

1934年10月発売。

歌詞(原文に近い仮名表記)

庭の千草も むしのねも
かれてさびしく なりにけり
あゝしらぎく 嗚呼白菊
ひとりおくれて さきにけり

 

露もたわむや 菊の花
しもにおごるや きくの花
あゝあはれあはれ あゝ白菊
人のみさおも かくてこそ

原文の画像

1884年(明治17年)発行の「小学唱歌集(三)」に掲載された『菊』の原文画像は次のとおり(出典:国立国会図書館 近代デジタルライブラリー)。

「しらぎく」と「白菊」、「菊の花」と「きくの花」など、あえて仮名表記を変えた歌詞となっているのが興味深い。

「しらぎく」については、直前の「さびしく」と韻を踏んでおり、仮名表記をそろえることで踏韻を見た目にも強調したものと推測される。

 

庭の千草も、          虫の音も    정원의 천초도, 벌레소리도

Niwano Chigusamo, mushino nemo

枯れて寂しく         なりにけり  시들어 쓸쓸해 지는구나,

karete samishiku        narinikeri

ああ白菊、            ああ白菊    아 하얀 국화, 아 하얀 국화

ah shiragiku            ah shiragiku

一人遅れて           咲きにけり 홀로 늦게 피는구나

hitori okurete           sakinikeri

 

たわむや、      菊の花       이슬에 사그러지는 국화

tsuyu ni tawamuya  kiku no hana

霜におごるや、      菊の花       서리에 뽐내는 국화

shimo ni ogoruya   kiku no hana

あはれれ、  ああ、白菊     아~애처로워, 아~ 하얀국화

ah aware aware     ah shiragiku

人のみさおも、     かくてこそ   사람의 절개도 이래야지

hito no misao mo    kakutekoso

 

 

ああ白菊、     ああ白菊     아 하얀국화 아 하얀국화

ah shiragiku     ah shiragiku

一人遅れて     咲きにけり  홀로 늦게 피는구나

hitori okurete   sakinikeri

人の操も       かくてこそ  사람의 절개도 이래야지

hitono miso mo kakutekoso